菜香やはこうして生まれました。-菜香やのはじまり-
菜香やは1999年(平成11年)に創業いたしました。
母親が作ってくれた普段の食卓に並ぶお漬物。それが『おふくろの味』でした。
そこには添加物や、機械生産に頼らない素朴でありながらも懐かしい味がありました。
その食卓にかかさずあった、お漬物。
自然の色合いで、野菜の味があって、時にはしょっぱっかったり。
その味覚は今も忘れることなく、心に残っています。
菜香やが始まるきっかけは、一人の農家さんの声でした。
私の母親の実家は田舎の農家育ち。
毎年、野菜の収穫時期になると知人の農家さんが、大きく育ちすぎてしまった野菜だったり、傷がついてしまって出荷が出来ない余った野菜などを分けてくれました。
母親は、野菜をもらっては自慢の手作りの漬物に形を変え、農家さんにお礼としてお返ししていました。
そのお漬物の美味しさが評判を呼び、農家さんが野菜を持ち込んで漬けてほしいとの依頼が。
母親は笑顔で、一生懸命お漬物を漬けていました。
いつしか、母親のお漬物は近所のおみやげ屋さんに並ぶこととなり、またたく間に人気商品に。
私は、このおふくろの味を全国の人に食べてもらいたいとの思いから、菜香やで母親のお漬物作りを勉強することにしました。
その気持ちは今も変わることなく、創業当初より教えてもらったおふくろの味を再現しながら製造しています。
菜香やで作る母親お漬物は、鮮度の良い野菜を余計な手を加えず、独自の技術でお届けしています。
季節ごとの野菜を旬なままお届けできるのは、母親が培ってきた製法だからできることです。
より良い野菜の風味を損なわず無添加で漬けるやさしい味はどこか懐かしい「おふくろの味」です。
すべて手作業で調理された菜香やのお漬物を是非ご賞味ください。