漬物屋の裏技伝授!美味しいぬか漬けの作り方

ぬか漬けをはじめたい!でも、お手入れ方法がわからなかったり、漬け方がわからないからなかなか始められない・・・

そんな疑問にお答えするために、とっても簡単にお手入れが出来る方法を紹介しています。

あなたもぬか漬け生活を始めてみませんか?

基本の漬け方はとっても簡単!


①野菜の下漬けをする

野菜にひとつまみの塩をよく揉み込んで、30分以上おきます。 「ひとつまみ」の目安は、親指・人差し指・中指でつまめるくらいの量です。
1.ぬか床の味が浸透しやすくなり、漬ける時間短縮!
2.緑黄色野菜が色良く漬け上がります。
3.野菜の余分な水分がぬか床に入らず、お手入れ楽チン。


②ぬか床に塩を入れよく混ぜる

ぬか床にもひとつまみの塩を入れてよくかき混ぜ、平らにならします。

ポイント
ぬか漬けを作り続けていると、徐々にぬか床の塩分が減ってきます。そうなると味がしなくなったり、雑菌・カビが発生しますので、毎回塩を足してください。


③野菜をぬか床に入れる

野菜の水分をキッチンペーパー等でよく拭いてから、野菜どうしが重ならないようにぬか床の奥まで入れます。野菜を入れ終えたら、ぬか床を平にならしてください。


④仕上げをして冷蔵庫へ

キッチンペーパーで容器の縁を綺麗に拭います。また、キッチンペーパーを丸めたものを容器の四隅に入れ、蓋をして冷蔵庫で寝かせたら完成です。

(キッチンペーパーは翌日かぬか漬けを取り出す時に取り出してください。)

ポイント
ぬか漬けを作り続けていると、野菜の水分がぬか床にうつり水っぽくなりますが、キッチンペーパーで余分な水分を吸収できます。この方法は野菜を漬けている状態でも並行してできるのでとても便利です。

ぬか床ってどうやって管理するの?

菜香やではぬか床の保存方法は冷蔵庫をおすすめしています。冷蔵庫だとお手入れがとっても簡単!気軽に始めることができます。

かき混ぜるお手入れが1週間に1~2回でOK!
低塩分でぬか床を作れるので塩分が気になる方もOK!
少しの間、漬けすぎても味が変わらない!

ぬか漬けの食べごろっていつ?

野菜は冷蔵庫だと2日間くらいで漬かります。取り出してお好みでぬかを軽く拭い、切ってお召し上がりください。

菜香やではミルキークイーン米のぬかを使用し、それが他にはない甘い味わいを作り出しています。
ぬか漬けはすべて洗い流さずに召し上がっていただくのがおすすめです。

漬かり具合の目安

1日 サラダ感覚のぬか漬け
2日~ しっかりとした味のぬか漬け
5日以上 発酵が進み旨味のある古漬け

*塩辛く感じるときは流水で流すか、薄く切ってお召し上がりください。

日々のお手入れはたったこれだけ!


1週間に1~2回、ぬか床をかき混ぜましょう

乳酸菌は20度以上の温度帯で活発に活動します。冷蔵庫で保管すれば毎日かき混ぜなくても良好な状態を保てます。

ただ、常温で(特に気温が高い時期に)保管する場合は毎日かき混ぜてください。野菜を漬けていない時も、かき混ぜるお手入れだけは続けてください。

どうしても長期間お手入れができない場合は以下のように保管しましょう。再度ぬか漬けを始める時は2~3日は毎日よくかき混ぜてください。(塩分濃度・水分量により条件が変わります。様子をみて行ってください。)

1〜2週間ぬか床のお手入れができないときは

表面に大さじ一杯の塩をふり、混ぜずにラップをかけて空気を遮断し、冷蔵庫で保管してください。
再度ぬか漬けを始める時は2〜3日は毎日よくかき混ぜてください。

2週間以上ぬか床のお手入れができないときは

フリーザーバッグに小分けして、冷凍庫で保存してください。
再度ぬか漬けを始める時は2〜3日は毎日よくかき混ぜてください。

ぬか床の塩分と水分をチェックしましょう!

ぬか床に野菜を入れると野菜から出る水分がぬか床に移行して、ぬか床の塩分が薄くなって乳酸菌の過剰発酵状態になります。

乳酸菌の過剰発酵は酸味が強いぬか漬けになります。

また、ぬか床が水っぽくなった状態にしておくと、正常な菌活動が行われず乳酸菌以外の雑菌が繁殖してしまいます。

ぬか床の水分量が多いと嫌な匂いを発する雑菌が繁殖します。

簡単にぬか床の水分を正常に保つための方法はYoutubeで公開中!

美味しいぬか漬けの作り方の動画を見る

美味しく続けられるようになったら、足しぬかをしましょう!

ぬか漬けを作り続けていると、取り出すときに多少のぬか漬けが付着してしまうため、だんだんとぬか床の量が減っていきます。
そんなときは足しぬかをしてあげましょう。

足し糠をする際には100gに対して7~10%の塩をよく混ぜてからぬか床に入れてください。

(200gに対して大さじ一杯の塩と覚えておくと便利です。)
そのまま入れてしまうと塩分が薄くなり雑菌や乳酸菌の繁殖につながります。

菜香やの調合不要の足しぬかは足しぬかに必要な材料がすべて入っています。そのまま使えるのでおすすめです。

足しぬかのタイミング

タイミングは一ヶ月に一度くらい100g~200gを目安に足し糠をしてあげてください。


足し糠をしないで使い続けていると、ぬか床の表面がくすんできます。
これは米糠が酸化してしまった状態です。新しいぬかを足して酸化を中和してあげてください。

菜香やの米糠は冷凍保存してください


菜香やの米ぬかは、火入れをしていない「生ぬか」で、一般に流通しているものとは異なります。
変質を防ぐため、フリーザーバッグ等の容器に入れて冷凍保存してください。6ヶ月程度は変わらずにご利用いただけます。

コツ・ポイント

足しぬかをしたあとでもすぐにぬか床はお使いいただけます。
足しぬかをする目安として、野菜が入っていない状態で容器の外側にぬか床の表面の高さの線を油性ペンかマスキングテープなどで印をつけるとぬか床の減った量がわかるので便利です。

 

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